世界陸上選手権2023年ブタペスト大会が8月19日に開幕しまして、8月27日に大盛況ののち終幕しました。TBSではメインキャスターの織田裕二さん、中井美穂さんが前回の2022年オレゴン大会で勇退されまして、今年の放送はどうなるかと思ってましたが、お二人が残した情熱を引き継いで、良い形で展開されているように見えます。盛り上がった要因などを振り返ってみたいと思います。
現地の競技場が満席である
今回の世界陸上の会場となったドナウ川沿いの国立競技場は2023年6月17日にオープンしたばかり。収容人数は35,000人で陸上競技には丁度いいサイズ感となっており、客席とトラックも近くて臨場感ある観戦ができます。2017年ロンドン大会やダイヤモンドリーグ2023年ロンドン大会のように満席となっており、お祭りのような盛り上がりとなっておりました。事前の集客にもかなり力を入れたのではないかと思われます。
満席なので盛り上がってベストパフォーマンスも発揮しやすい
日本人選手の活躍も目立ったような印象があり、特に今シーズンはそこまで調子の良くない印象だった選手もここにきてシーズンベストや自己記録更新をされている方もおられました。会場が満員で声援も飛び交って盛り上がっている雰囲気ならば、選手としても力を発揮しやすかったのではないでしょうか。
メダルに固執せず、自己記録更新で称賛できる雰囲気がある
解説や実況の方々も含めて、まずは選手自身がベストを尽くすことを応援するような発言が多くて、大舞台での自己記録更新を称賛しており、SNSの投稿でもベストを尽くしたことを称えるコメントが多かったような印象があります。勿論、SNSの投稿には心無いコメントもあるわけですが、あくまでノイズなのでそこは無視しても構わないと考えられます。
複数メディアでの放送、配信
U-NEXT・Tverでの配信、地上波での放送とともに、Youtubeには各競技の短尺動画がテンポよく投稿されており、時差がある中でも競技観戦しやすい状態でした。X(エックス)やInstagramなど各SNSでも活発に投稿されていて情報接触がしやすい状態でした。
まとめ
世界陸上選手権2023年ブタペスト大会の盛り上がり要因を簡単に振り返ってみました。次回の2025年東京大会は現地観戦予定なので、それまでの集客施策なども意識してみていきたいと思います。
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